止まるを考えるために止まる。
マスヲ。機の改修作業が続いています。
ちょっとでも自転車をカジったことがあるアナタなら
「そのブレーキ やばくねの?」って言いたかったことでしょう。
わかっておりますよ。 ちゃんと考えてますよ。
乗り物の操縦を生業にしているワタシにとって、制動装置は超重要。
ニンゲンが「前に進む」ということは、すなわち「いつかは止める」ということ。
運動エネルギーが無くなって「いつかは止まる」というのじゃ、困るんです。 止まりたいときに止めないと。
クルマなら、エンジンブレーキ(シフトダウン)や排気ブレーキとか減速手段はいろいろあります。
いざとなったらサイドブレーキだって。
教習所で習ったでしょう?
長い下り坂を走るときには、シフトダウンしてエンジンブレーキを活用すること ってさ。
フットブレーキだけを頼ってはいけません。 突然ブレーキが利かなくなります。 ってさ。
だけど、公道を走る自転車に限っては。
いざスピードを落とそうとする自分にできることっていったら レバーを握りしめる だけ。
こんな乗り物で下り勾配10%を延々と下りてこようだなんて ヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ
デフォルトのブレーキは、全く謎に包まれた無名モノ。
街でちょっと乗るには十分といえば十分なのよ。
でも、車道をある程度の速度で走ろうとなると
やっぱり制動力の不足は我慢ならなくなりました。
ヤビツの下りで、マジで死を覚悟した経験もありますし。
この車体でレースをしようとかいう気はないけれど
ちゃんと止まってくれるキャリパーを、ということで
レース入門グレードのイチマルゴを奮発しました。
奮発っていったって、中古ゲットだけどね(´ω`;)
マスヲ。機は9速化したとはいえ、STIのグレードはSORA。
現行105のBR-5700とは互換性がないそうです。
知らなかったら大変なコトになってましたわ∑(゚Д゚)ガーン
最近はこんな情報をググり三昧でした・・・
そんなこんなで手元に到着した中古のBR-5600さん。
早速取り付けを・・・ の前に懸案事項をヤッツケてみたいと思います。
105のキャリパーの弱点は、なんといってもこのセンタリング調整ネジがプラスネジであること、なのだそうで。
この中古の品も、ガッツリナメてましたよ(´ω`)トホー しかも固着しちゃってビクともしない!
こんな時のために、工具箱の奥底に隠し持ってるのがコレ。
奥底に隠し持ってるだけあって汚ねぇなぁ ォィ
2年に1度くらいの割合で、絶体絶命の現場に遭遇します。
どうしようもないトコのネジに限ってナメちゃうのは何故なのかなぁ。
ネジ山の隙間にCRCをたっぷり吹いて放置し、ナメた部分にネジはずしを2滴垂らしてドライバーを突き立てる、と。
腕力で押し付けるだけじゃなく、全体重をのせて垂直に! この
65kg の体重を全て!
途中でくじけそうになる自分を奮い立たせて頑張ってさ!
そして 正義は必ず勝つのですよー フフフ
「正義が勝つ」のではなくて「勝ったものが正義」という個人的な哲学話は別の機会にゆっくりといたしましょう。
固着してた緑色のナゾのヤツはネジロック剤じゃなさそうだけど・・・。 グリスが固まったらこうなっちゃうのかな?
なんであれ。 ネジ山のナメた調整ネジなんて
ゴミ以下でしかない存在。
純正ネジでも取り寄せてみるか・・・
105 [BR-5600]
センタリング調整ネジ ECネジ(M4x12.5)
さすがのシマノさん。 ネジ一本から対応してくれますねー。
ま、 これを発注すれば、コトはこれで終わりです。 おつかれさまでした。
で ・ も ・ さ ー
せっかく微調整できるネジなのに、ナメやすいプラスネジってのも是正したい― ってみんな考えるんだってね (σ゚∀゚)σ
そこで。
105愛用者は、上位グレード;アルテグラ純正の六角ビスに交換するらしい、と聞きました。
アルテグラ [BR-6600] センタリング調整ネジ ECネジ(M4x12.5)
この辺、スナオに買えばいいんだけどさ。 いいんだろうけどさ。
ほらぁ スナオじゃないからさぁ。 スナオって漢字の変換すらできないくらいよ。
ってことで、
前記事のビス細工が必要になったわけですよ。 ね。 ね。
考え方のベクトルが歪んでるあたり、ワタシっぽいでしょ? ヌフフ
3mmアーレンキー用の当初製作モノと、2.5ミリver.比較。
こういうビスはデカイと野暮ったくなっちゃうしね。 お安いからイイんだけどさっ。
純正ビスと比べてアタマがデカイぶん、本体アームのくぼみに入りきらないのはご愛嬌。
つまり、15mmのままでも実用に影響はなかったかもしれません (´Д⊂グスン
なんせ、キャリパーを落札できた事実をうけ、先走ってネジだけ加工して本体の到着を待ってたくらいだから。
ネジの部分が数mmくぼんでるなんて知らなかったんだもんねー (´ω`;)
とりあえず、このままでも実用には全く問題ないんだけれど。
気が向いたら、このネジもアタマを縮小加工してみようかなー なんてね。
トーイン調整はやっぱりコレがお手軽だね。
さすが新品タイヤ! センターのビラビラが泣かせます
フロント リヤ
マスヲ。機のなかでは間違いなく一番の高級グレードであります。
止まる性能を上げることで、より速く走ることが可能になったと。
く、下り坂のハナシなんだからねっ ( ゚ω゚;)
肝心カナメのシューはアルテグラ BR-6600。
おお コレが一番高級だったわい
特にコダワリがあるわけじゃないっす。 前オーナーがこの組み合わせで使用していただけ。
6600のシューケースにはフィンに樹脂製のボルトが付いてるね。
ちょっと調べたところ、これはタイヤガイドという部品らしく。
この
突出部材はシマノさんの特許なんだねー
その起源についてはコチラが詳しいス⇒
Yahoo!知恵袋
キャリパーのクイックを全開放して車輪を外してみるけれど・・・ 25Cでシュー間の幅はギリギリ (´ω`;)
28Cでも走行はできるんだろうけれど、輪行は大変そうだあ。
車輪を外すときにはブレーキシューを片方外すとか、空気圧を抜くとかが必要かな。
この辺を鑑みても、グレードとしての105はレース用途を想定しているのがわかります。
28Cくらいより太目のタイヤには、カンチブレーキやVブレーキがよろしいよ ってことなんだろうな。
てなわけで。
これにて第二形態への改修が完了しますた ヽ(´∀`)ノ
コチラが店から引き取ってきた状態ね。
タイヤは赤ラインのほうが華やかではあるねえ
自分でバーテープ巻いて、タイヤ/チューブ/リムテープとキャリパー前後を換えたよ というわけですわ。
ホントのところは。 実はまだ、改修作業は終わってません(´ω`;)
この画像に大ヒントがあるよ。
いやぁ 意外な伏兵に参っちゃいましたわー
いまは、それの対処待ちです (´Д⊂グスン → 対処しますた(σ゚∀゚)σ
コチラ
オマケ。
ヱヴァンゲリヲン活動全開ドリンク”が2011年12月14日より順次発売
なんですか。 コレもノルマですか (´ω`)トホー
コエンザイム補給しますかねぇ。
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