先日、11月28日。 かねてより温めていた計画を実行に移しました。
輪行の旅。 そしてマスヲ。機第二形態での本格デビュー
輪行は、単純に ずっと憧れでした。
男の子をやったことあるヒトなら、なんかわかりますかね こういう感情。
そして。
Wレバーの入門機から
STI化&9速しかもリヤ34T化という、
もう元の姿とは無縁の駆動系を得たマスヲ。機 '09 NEWEST4.0。
何回かの微調整ライドを経て、本格的なデビュー戦を待っていたのです。
その二つの延長線上の交点に、いまオジサンは屹立しております ハイ
早朝6:00 国府津駅で電車待ち。
では ここで時間を少し さかのぼりまして。
予定通りに起床、着替えて軽く朝食。
車体を点検してバッグを架装、準備運動を済ませて自宅から走り出した。
JR御殿場線の始発をつかまえる予定。
30分後、国府津駅前に到着。 予定より5分遅かった。 駅前で車体を解体にかかる。
輪行は初めてだが、輪行袋への収納は二回練習してきた。 慌てることはない。
しかし、駅前で衆人環視の中、しかも月曜アサイチ。 「おいおい メデテー奴だな視線」が意外と痛い。
時間的制約がある解体収納作業ということを考慮していなかった自分が甘かった。 結構アセる。
ホームに始発電車が入ってきた音。 目前を通過する人の気配が一気に増えた。
でもまだ間に合う! 急いで袋を閉じて担ぎ、小走りで改札口へ。 切符の値段は調べてきたのだ フフフ
自動改札に切符を入れた。 いったん置いたバッグを持ち直し、輪行袋を傾けながら半身になって通過。
振り向いて切符を取る。 取る・・・ と・・・?
切符がないんですけどっ!? (;゚ω゚ノ)ノ
そばで視てた駅員;
「あー 引き抜くのがちょっと遅かったねぇー 遅いと引っ込んじゃうんだよねぇー」
「ちょっと待ってね 機械の鍵開けるからー っと カギは・・・っと」
「おお 買ったほうが早いかな。 どこまで買ったのー? もっかい買ってくるからさ」
あ・・・ エト 御殿場です
「ハイハイ 御殿場ねー エット・・・ 650円か ハイハイ」 (ちなみに全部駅員ひとりの台詞ね)
もちろん、こんなやりとりをしてたら発車に間に合うハズもなく。
切符を受け取ったワタシには、動き出した始発電車を見守ることしかできませんでしたよ (´Д⊂グスン
次の発車は40分後デス・・・
斯くして電車に揺られ1時間。 二番電車で到着した御殿場駅でチャリを組み上げ
キャリアの架装がある分、ちょっと手間ですケド
8:00 ブレーキの動作確認ヨシ 出発!
出発てどこに? って アレ 言ってませんでしたっけ?
富士山一周だよ!
左回りのフ・ジ・イ・チ!
約115kmを走ってくるの! 暗くなるまでに御殿場駅まで戻ってくるのが目標!
とりあえず、富士五湖方面に向かってR138を北上するよー
御殿場からの富士
須走ICで下道に逸れていきます。 地味な登りが続く。
須走からの富士
この辺はまだ撮影する余裕があるね。
んじゃ ま 本格的に登りますか! 篭坂峠!
峠の下のローソンで呼吸を整えて。
標高から考えて、相当なキツさを覚悟していたんだけど、
スタートの標高もソコソコあったせいかね 道幅広いし景色もいいし。
そんなにキツくもなかった感じ。
組みなおした30-34T。 ギア比0.88がモノを言ったとしか言いようがありませんねえ
しかし!
ピークゲット直前の300mヘアピンで、まさかの工事!
歩道も路肩もナシの完全片側交互通行!
ワタシが登りきらないと対向車が永遠に下りてこられないという素敵な工事 ∑(゚Д゚)ガーン
もー 死ぬ気で漕ぎましたねー マイペースをこんなふうに崩されるのが一番キツい!
そして―
10:00頃
篭坂峠制覇!
標高1,100m!
今回の行程で一番の難所です。
もうあとはコレに比べればねぇ ふふん
余裕でブログアップしてから山中湖へ滑降。 ここから山梨県ね。
改修装着した105キャリパーが激しく効くぅー!
60km/hからの減速をちゃんとコントロールできるって感激! 奮発した甲斐がありましたヽ(´∀`)ノ
その後は山中湖から河口湖までを一気に走って。 …と言いたかったんだけれども。
ピークゲット直後に脚を冷やしてしまったからか、激しく両腿が攣る事態となり。
山中湖畔でしばらく動けませんでしたとさ (´ω`;)
この辺は
一度走ったことがありました。 なんだか懐かしい感じ( ´艸`)
河口湖町 東恋路からの富士
結構曇っている感じなのだけれど、朝からずーっと富士山がクッキリ。
FUJIオーナーとしては嬉しい限りですよ。 やっぱ 新生FUJIのシェイクダウンは富士に見守っていてもらわないとね。
しばらく地味な上り坂が続き。
道の駅なるさわで水を頂いて
ダイソーのぺちゃんこ水筒、1.2Lが機動力抜群です。
なんのために1kg以上も荷物を増やしたのかといいますと・・・
お昼ごはんのためでしてネ
円タイプの袋ラーメンとベルモントチタンシェラ600の相性が良すぎで困ります。
ベルモント(Belmont) チタンシェラカップ深型600
フォールドハンドルよりも、やっぱこのタイプのほうが扱いやすいんだよねー
さっきコンビニで買ったさんま缶付き♪ 食後にはコーヒー付き♪
普通のチャリダー なかんずくロングライドをしながら、こんなことするヒトをワタシは知りません。
このための荷物積載なのだからねー
こんなことしてるから、キャンパーからもチャリダーからも「変なヤツ」だと思われるんだろな (´ω`;)
地元の名物とかを食べたいんじゃなくて、自分のお気に入りの道具が使いたいだけですから。
「キャンプ客は地域にカネを落とさずゴミを落として帰る」 と揶揄される所以でもありますな。
あー でもね。
場所がイケマセンでしたかな。
山ラーならぬ
「樹海ラー」 流行らないかなぁ
このラーメンストップが14:00頃だったでしょうかね。 結構長いことウダウダした気が。
この辺でやっと行程半分だから、実はかなりペースが落ちているんですよね。
ま、 この先は長い下り基調の筈だし。 なんといっても 一番の難関は最初にクリアしたのだし♪
いまから思えば、その冒頭の篭坂峠で脚は売り切れていたのでしょう。
その後の脚攣り事件のあとは、実は売り切れのモノを在るかのごとくに騙し商売を続けてね。
もはや売り切れどころか納期未定。 よくよく訊けば生産終了だったかもしれませんよ。
そんななか、終盤に魔物が棲んでいるとは知りませんでしたな シミジミ
と、 いうわけで 後半へと続きます (σ゚∀゚)σ
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