おおー 静岡に戻ってきたぞー ヽ(´∀`)ノ
左回り周回だと、この本栖湖を過ぎたあたりからは急激な下り坂が続きます。
ここは 山を走る時には滅多に使わないフロントアウターで! 調子に乗って!
では、少しずつ回転していく富士をお楽しみクダサイ
山梨/静岡県境からの富士
朝霧高原の富士
富士宮からの富士
トンガリ頭なんだねー こういうシルエットは知らなかったっす。
しかし! ここで痛恨のミスコース!
鋭角に左折すべき交差点を一気にくだって通過してしまったようです。
そんなときはとりあえず止まって 温かい飲み物と栄養補給で仕切り直し。
久々に甘い飲み物が沁みわたります。
ここでちょっと考えました。
・予定したルートからは1.4kmほど離れたらしいこと。
・下ってきた勢いを考えると、引き返すのにも相当な急勾配の上りなのを覚悟すること。
・このまま下って富士宮市街に入れば、駅も選び放題だということ。
・脚も尻もとっくの昔に閉店ガラガラ 正直、もう上り坂は勘弁してほしいこと。
・知らないふりをしていたけれど、まだR469にはそれなりの登坂が待っているということ。
・このペースで進んだら、暗くなるまでに御殿場駅帰着なんて到底ムリだということ。
ココが問題のR469 鋭角の交差点。 進行方向に案内看板がないんだよー (´Д⊂グスン
しかも交差点名すら、進行方向には設置されていない! オイ どーなってんだ静岡!
ブツクサ文句を連ねても始まりません。
いま決断を迫られているのは
「このまま富士宮市街に下って、安易に違う駅を探す」
「当初のルートに戻って意地で御殿場駅を目指す」 の二択。
このワタシがどちらを選んだかなんて、賢明な皆様ならもうお分かりですね。
そう。
意地は維持するためにあるのです!(σ゚∀゚)σ
単純に面倒くせぇなコイツ
まあ 引き返し始めてスグに その意地っ張りを後悔することになるのですけれど (´ω`;)
←この地図でいえばゴール寸前のワインディングが超!森の中! つか 真っ暗杉!!
そしてトンデモな急坂 ∑(゚Д゚)ガーン しかも道幅狭い! これは危ない!
ココはホントに国道なんだろうか? っていうくらい危険な道でした (´ω`;)
閉店した脚には堪えましたねー 何回か押し歩きもまぜながらなんとか上りきりました。
森の中の急坂を越えてきたら見えた富士 (↑地図のゴール箇所です)
トンガリ部分が左にズレていったのが判ります。 勝手にズレてったのはワタシですけどね。
16:30を回ると、いよいよあたりも薄暗くなってきました。
ここから先、終盤に控えた最後の登坂があるのはなんとなく知ってはいました。
でも、一番の難所は篭坂峠だと聞いていたし、なんとかなるだろう、と安易に考えていて。
ロクに調べもしないで臨んでしまったのがいけなかったのですな。 反省です。
御殿場発着のフジイチ、
本当の魔物は「こどもの国」にいます。
コンビニも自販機も街灯すらない闇の道。 オイ! どーなってんだ静岡!
独りで下を向いて漕いでいると、大げさでなく遭難者の気分が味わえます・・・
夜間ライドの装備を欠かしていなくて本当に良かった (´Д`ι)
同じコースを挑むアナタはR138を越えるあたりで各種補給とトイレを済ませておきましょう。
十里木の別荘地付近まで、冗談抜きに自販機がヒトツもありません。
息も絶え絶え やっと到着した「こどもの国」
もうすっかり真っ暗ですが、実際はまだすこし明るい夕方デス
無駄に笑顔の雪だるまが迎えてくれました・・・ つか 怖いし (´Д`ι)
コレには全く写っていませんが、雪だるまの左には富士の稜線が薄闇のなかにハッキリ見えるんですよ。
どこまでコッチを見てんのよってハナシですな (´ω`;)
ここから先はほとんど下り坂。
大野路、やまぼうしのあたりも飛ぶように下りて行きました。
19:57 なんとか御殿場駅に戻ってキマスタ ヽ(´∀`)ノ
朝8:00に出発してまるまる12時間後の帰着です。
そのうち走行時間は8時間弱。 のんびり休みすぎなんだね ∑(゚Д゚)ガーン
この日の走行ルート。
→ルートラボ
御殿場駅で一時間程度の待ち時間。 のんびり解体したり着替えたり。
23:00 やっとこ帰宅。 やれやれです。
なんとか怪我もなく帰ってこれました。 ありがとうございました。
巷のローディーさんたちのブログなんかで、わりと爽快感を中心に描かれる富士山一周。
フタを開ければとんでもないハナシでしたねー ムチャクチャです。
距離としては正直、さしたることもないんだけれどね。 やっぱ 行程がフツウじゃないですコレ。
いつか リベンジしたいところではありますね。
今回のミスコースの修正含め、若干ショートカット的に手を加えたバージョンがコチラ。
上段が修正前。 下段が修正後。
ミスコースしたあたり(80km付近)なんか、無駄に低地に下りちゃったのがよくわかります (´Д⊂グスン
オマケ。
今後の目標としては、やっぱりこういう行程に一泊でテント泊を組み合わせたい!
前後左右のフルパニア架装で食材は現地調達であれば、
自宅~道志みち越え~西湖あたりめざして PICA西湖の風呂!
冬なら一泊2,000円だもんね。
帰りは富士宮市街までのんびり下って、輪行で帰ってもいいしね。