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朝な夕なキャストガレージで展開される 嗜癖的、且つ自慰的な手工業の記録・・・キャンプだのチャリだのクルマだの、いろいろ。

2011年12月05日

魔物に遭ってきました。

魔物に遭ってきました。
  左回りフジイチ  続きです。
  樹海ラーまでお送りした記憶がございますが。

  国道から臨める数少ない富士五湖スポット、本栖湖です。

魔物に遭ってきました。

でも、寄る暇なんて微塵もないから  
路上から見えただけだけど  
















おおー  静岡に戻ってきたぞー ヽ(´∀`)ノ
魔物に遭ってきました。


魔物に遭ってきました。

  左回り周回だと、この本栖湖を過ぎたあたりからは急激な下り坂が続きます。

  ここは 山を走る時には滅多に使わないフロントアウターで! 調子に乗って!










では、少しずつ回転していく富士をお楽しみクダサイ





山梨/静岡県境からの富士
魔物に遭ってきました。



朝霧高原の富士
魔物に遭ってきました。



富士宮からの富士
魔物に遭ってきました。
トンガリ頭なんだねー  こういうシルエットは知らなかったっす。







魔物に遭ってきました。
  しかし! ここで痛恨のミスコース! 
  鋭角に左折すべき交差点を一気にくだって通過してしまったようです。









そんなときはとりあえず止まって   温かい飲み物と栄養補給で仕切り直し。
魔物に遭ってきました。
久々に甘い飲み物が沁みわたります。
ここでちょっと考えました。




   ・予定したルートからは1.4kmほど離れたらしいこと。
   ・下ってきた勢いを考えると、引き返すのにも相当な急勾配の上りなのを覚悟すること。
   ・このまま下って富士宮市街に入れば、駅も選び放題だということ。
   ・脚も尻もとっくの昔に閉店ガラガラ   正直、もう上り坂は勘弁してほしいこと。
   ・知らないふりをしていたけれど、まだR469にはそれなりの登坂が待っているということ。
   ・このペースで進んだら、暗くなるまでに御殿場駅帰着なんて到底ムリだということ。







ココが問題のR469 鋭角の交差点。  進行方向に案内看板がないんだよー (´Д⊂グスン
魔物に遭ってきました。
しかも交差点名すら、進行方向には設置されていない!  オイ どーなってんだ静岡!





ブツクサ文句を連ねても始まりません。
いま決断を迫られているのは

「このまま富士宮市街に下って、安易に違う駅を探す」
「当初のルートに戻って意地で御殿場駅を目指す」
  の二択。

このワタシがどちらを選んだかなんて、賢明な皆様ならもうお分かりですね。








そう。





意地は維持するためにあるのです!(σ゚∀゚)σ
単純に面倒くせぇなコイツ


まあ  引き返し始めてスグに その意地っ張りを後悔することになるのですけれど (´ω`;)









魔物に遭ってきました。  ←この地図でいえばゴール寸前のワインディングが超!森の中!  つか 真っ暗杉!!
  そしてトンデモな急坂 ∑(゚Д゚)ガーン  しかも道幅狭い!   これは危ない!
  ココはホントに国道なんだろうか?  っていうくらい危険な道でした (´ω`;)



閉店した脚には堪えましたねー    何回か押し歩きもまぜながらなんとか上りきりました。



森の中の急坂を越えてきたら見えた富士   (↑地図のゴール箇所です)
魔物に遭ってきました。
トンガリ部分が左にズレていったのが判ります。 勝手にズレてったのはワタシですけどね。

16:30を回ると、いよいよあたりも薄暗くなってきました。  






ここから先、終盤に控えた最後の登坂があるのはなんとなく知ってはいました。

でも、一番の難所は篭坂峠だと聞いていたし、なんとかなるだろう、と安易に考えていて。

ロクに調べもしないで臨んでしまったのがいけなかったのですな。   反省です。






御殿場発着のフジイチ、本当の魔物は「こどもの国」にいます。

コンビニも自販機も街灯すらない闇の道。    オイ! どーなってんだ静岡!

独りで下を向いて漕いでいると、大げさでなく遭難者の気分が味わえます・・・
夜間ライドの装備を欠かしていなくて本当に良かった (´Д`ι)

同じコースを挑むアナタはR138を越えるあたりで各種補給とトイレを済ませておきましょう。
十里木の別荘地付近まで、冗談抜きに自販機がヒトツもありません。






魔物に遭ってきました。  
   息も絶え絶え やっと到着した「こどもの国」







もうすっかり真っ暗ですが、実際はまだすこし明るい夕方デス
無駄に笑顔の雪だるまが迎えてくれました・・・    つか 怖いし (´Д`ι)
魔物に遭ってきました。
コレには全く写っていませんが、雪だるまの左には富士の稜線が薄闇のなかにハッキリ見えるんですよ。

どこまでコッチを見てんのよってハナシですな (´ω`;)








魔物に遭ってきました。
  ここから先はほとんど下り坂。  
  大野路、やまぼうしのあたりも飛ぶように下りて行きました。





19:57  なんとか御殿場駅に戻ってキマスタ ヽ(´∀`)ノ
魔物に遭ってきました。
朝8:00に出発してまるまる12時間後の帰着です。   
そのうち走行時間は8時間弱。  のんびり休みすぎなんだね ∑(゚Д゚)ガーン

この日の走行ルート。  ルートラボ




御殿場駅で一時間程度の待ち時間。  のんびり解体したり着替えたり。



23:00  やっとこ帰宅。  やれやれです。
魔物に遭ってきました。
なんとか怪我もなく帰ってこれました。   ありがとうございました。

巷のローディーさんたちのブログなんかで、わりと爽快感を中心に描かれる富士山一周。
フタを開ければとんでもないハナシでしたねー  ムチャクチャです。
距離としては正直、さしたることもないんだけれどね。  やっぱ 行程がフツウじゃないですコレ。

いつか リベンジしたいところではありますね。





今回のミスコースの修正含め、若干ショートカット的に手を加えたバージョンがコチラ。
魔物に遭ってきました。魔物に遭ってきました。
上段が修正前。 下段が修正後。


ミスコースしたあたり(80km付近)なんか、無駄に低地に下りちゃったのがよくわかります (´Д⊂グスン














オマケ。



今後の目標としては、やっぱりこういう行程に一泊でテント泊を組み合わせたい! 
 
前後左右のフルパニア架装で食材は現地調達であれば、
自宅~道志みち越え~西湖あたりめざして PICA西湖の風呂!



冬なら一泊2,000円だもんね。   

帰りは富士宮市街までのんびり下って、輪行で帰ってもいいしね。


べっ 別に 一日一回クリックしてほしいわけじゃ ないんだからねっ!

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この記事へのコメント
こんばんはぁ&お疲さま~(^^ゞ

>意地は維持するためにあるのです!(σ゚∀゚)σ
名言ですな~(^^;

一人だと、意地にならないといけませんよね・・・
Posted by gu〜ri at 2011年12月05日 21:39
■□ gu~riさん

どーもです~ 

名言ですかねぇ(^^;  せいぜい迷言程度でしょうよー

意地を張っても命の危険を冒してはいないという意味で安全圏にはいましたしね。

夜間装備もキッチリ想定はしていたし、携帯の電波も途切れないエリアだし
クルマの往来もソコソコある舗装路でしたし。
ロードで走っているうちは、まだそのあたりの安心感はありますね。

もうちょっとスマートに走りたいモンではありますけどw
Posted by マスヲ。 at 2011年12月06日 01:48
意地を貫きましたね・・・・
お疲れ様でした(^^)

初輪行、暗闇ライドで11時帰宅ですか・・・
トラウマにならないことを祈ります(^^)

にしても、パニア装着で100km越えはかなり厳しいのですね。
ローディーさんがやってる富士一周って、装備は小銭だけでしょうし。

パニア装備での輪行! 憧れるど、ハードル高そう(o^∇^o)ノ
Posted by プーサン at 2011年12月06日 06:16
おはようございます。

遅くまでの輪行お疲れさまでした。

わたしだったら、安易に違う駅を探していそうです。(笑)

>独りで下を向いて漕いでいると、大げさでなく遭難者の気分が味わえます・・・
夜間ライドの装備を欠かしていなくて本当に良かった (´Д`ι)

なるほど。参考になります。具体的に夜間ライド装備ってどんなものなんですか?


データを見ると、アップダウンがありますね。

機会を見つけて同じルートを挑戦してみたいと思いました。
Posted by さわ at 2011年12月06日 08:43
■□ プーサン

いえいえ 恐縮です。

普段、昼間に走らず深夜に通勤ライドばっかりしてるもんで
真っ暗な田舎道をヘッドライトのみを頼りにするのは抵抗ないんです。
真昼間に走るほうが慣れてないのでトラウマになります・・・

パニアっていっても、そんな大したものは入ってないんですけどね。
要はワタシが貧相な脚のクセに何でも持って行きたがりなのがイタいだけw

輪行袋は軽いものを奮発したんですが、正解だったと自負しています。
この調子で重量ばっかり増えるのは御免ですしねー
輪行袋+フルパニア前後4つ+ヒップバッグ+メット・・・ 
考えただけで難行苦行ですわー(´Д`ι)
Posted by マスヲ。マスヲ。 at 2011年12月06日 17:07
■□ さわさん

いえいえ 恐縮です。

頑なに当初ルートにこだわらなくていいように輪行袋を携行しての登坂です。
絶対に戻ると決めたなら、御殿場駅のロッカーに置いていける荷物もありますしね。
なのに全ての荷を架装して当初ルートにこだわるという無駄な所業ですw

ワタシのいう夜間ライドは、街灯がない道を想定します。
市街地を走るなら、ハンドルの355Bだけで充分ですよ。

市街地の夜間走行に必要なのは視認性よりも被視認性です。
他車に自分を見つけてもらうのが第一義だと思います。
ところが、照明のない道路で走るには、自分の視認性が必要で。
暗闇の路上障害物を照らしだし、それをアイウェア越しに視認せねばならんわけです。
たとえば30km/hくらい出していてもです。

それを叶える装備というと、ライトはメットにもつけるのがワタシ流なのですよ。
進行方向とは関係なく任意の場所を照らせるというのは、かなりのアドバンテージです。
暗闇ライドを経験しないと必要性が感じられないかもしれませんけどね。

具体的な使用モデルはハンドルにDC-100F、メットにDPX-143Hです。 
このくらいあれば街灯ナシでも走れますよ。
Posted by マスヲ。マスヲ。 at 2011年12月06日 17:07
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